須坂市・小布施町・高山村・長野市東部・人工透析・シャントインターベンション・慢性腎臓病

診療に関して about our clinic

お願い

• 完全予約制のため事前に予約をお願い致します。
• 初診の方は保険証を必ずお持ち下さい。
• 内服している薬のある方は「お薬手帳」など内容が確認出来るものを必ずお持ち下さい。
• 「紹介状」をなるべくお持ち下さい〜過去の治療内容は診療を進める上で大変重要です。

診察室

診察室から春の中庭

点滴室

診療の流れ

1. 初診の方は受付で「保険証」を提出して下さい、再診の方も原則月に一度確認させて頂きます。
2. 「紹介状」や「お薬手帳」をお持ちの方も受付で提出して下さい。
3. 問診票を記入して頂きます。書き方の分からない方はお気兼ねなく受付にお尋ね下さい。
4. 待合室でお待ちいただきます。テレビ、図書を用意していますのでご利用下さい。順番は原則予約の方優先となりますが、体調によっては順番を調節して診察を行いますので、お申し出ください。また、緊急の処置や血管内手術などで待ち時間が長くなることもありますがご了承ください。
5. 診察前に身長、体重、血圧、必要に応じて体温を測定します。呼ばれましたら中待合にお進み下さい。
6. 中待合でお待ちの方を順番に診察室にご案内いたします。必要に応じて尿検査、血液検査、レントゲン写真、心電図、超音波などの検査を行います。病状によっては診察前に検査を行い、結果が出てからお呼びすることもあります。
7. 血液検査の結果は原則翌日の午後になりますが、院内で測定可能な項目もあります。希望された方には検査結果のコピーをお渡しします。
8. 再診が必要な場合は診察終了時に次回予約を取ります。
9. 会計は現金払いのみです。カードはご使用できません。
10. お薬は院外処方になります。

腎臓外来再診の方へ

検査結果の説明をまとめてお聞きになりたい方、結果待ちの時間を無くしたい方は、事前に検査予約をして採血・検尿のみ行い、後日受診することも可能ですのでご相談下さい。

腎臓内科 nephrology

検尿異常や生活習慣病を指摘された方について

　健診で検尿異常や生活習慣病を指摘された方については、精密検査を行い血圧や血糖値、脂質代謝を総合的に評価した上で、食事や運動などライフ・スタイルの改善を含めた治療を行います。腎臓病の組織学的診断が必要な場合は連携病院にご紹介します。
　持続する尿蛋白や腎機能障害など慢性腎臓病（CKD）に該当する人は腎不全が進行して将来透析が必要になるリスクがある以上に、動脈硬化による血管障害、特に狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患を合併する率が高いとされています。一方で腎臓病と大変関連の深い生活習慣病は同様に動脈硬化を介して様々な臓器に悪影響を及ぼします。動脈硬化が脳や心臓など重要臓器の血管に生じ進行すると、やがて脳出血、脳梗塞および心筋梗塞などを発症し、時に致命的であり、重い後遺症が残ることもあります。従ってこれらの病気は発症してから治療するのではなく、予防することが極めて大切といえます。予防は生活習慣病を長期にわたり良好にコントロールすることで初めて達成出来ます。クリニックでは慢性腎臓病および生活習慣病の治療を、脳出血や心筋梗塞といったより重い病気の予防手段と位置付けて積極的な治療介入を目指します。

腎不全管理について

　腎機能障害が進行すると「腎不全」となります。比較的軽い腎不全では自覚症状はほとんどありませんが、尿を作り老廃物を体外に排泄する力は低下しています。そのため体に貯まりやすい物質の摂取を少なくする、より厳密に血圧をコントロールする、腎臓で代謝される薬剤は減量するなどの治療が必要です。末期腎不全ではさらに厳密なコントロールが要求され、腎臓が原因の貧血に対して、血液の材料となる鉄材を補充しながら、適切な量の造血ホルモンを投与（皮下注射）したり、食事療法では調節が難しくなったミネラルのバランスを内服薬によってカバーします。低下した腎臓の機能を食事療法と薬物療法で支え、一日でも長く自分の腎臓が長持ちするお手伝いをいたします。それでも腎不全が進行し透析療法が必要となった場合は、適切な時期に提携病院と連携し透析を行うための準備をします。また腎臓移植についてもご相談可能です。移植のご希望があれば実施施設へご紹介いたします。

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